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大局観を持ったビジョニングを

就活は「生きる」意味を問われる大問題になった、という声を聞きます。
個人的なレベルを超えて、格差問題など一連の社会的な歪みも影響するようになってきたからです。

このような時には、まず時代の方向性を知る大局観が必要になります。
時代相はこれまでに大きく狩猟採集社会—農業化社会—工業化社会—情報化社会へと変遷し、
今後はIT革命によって「いつでも・どこでも・誰とでも」つながる
ユビキタス社会がキーワードになるといわれています。

私たちの仕事は自動車の販売業ですが、この業界も
イノベーション(新たな技術革新)とパラダイム(その時代の全体的価値観)が密接になり、
商品であるクルマも、スマートフォンで取り込んだ画像を車体に映し出せるコンセプトカーや、
電気自動車(EV)から家庭に電気を供給するシステム、
究極のエコカーといわれる燃料電池車も登場し、自動車は交通だけではなく、
情報通信や電力といった社会インフラの一翼を担う可能性も出てきました。
今後ハイブリッドカー(HV)や電気自動車(EV)にとどまらず、
燃料電池車の量産化が可能になれば、地球の温暖化対策にも有効な手立てとなります。

このように、大局観を持ち、問題を克服した未来を想像してその実現への課題を考える思考法を
ビジョニング(visioning)といいます。
自分の就活も目先にとらわれず、ライフサイクルを考慮した選択をするように心掛けてみてください。

塚原スタンダード

塚原企業グループが求める人材は、教育で得られた知識だけではなく、
多様な社会への関心を持った幅の広い人間です。
とはいえ、社会人1年生、あるいは未経験分野への就職には不安もあるでしょう。
当社には新入社員のための入社前通信教育をはじめ、新入社員導入研修、営業スタッフ研修、
サービス・エンジニア研修、メーカー研修、フォロー研修、年次別・階層別研修、社外研修など、
教育の平準化を図る「塚原スタンダード」があり、プロになるための知識を身に付けてもらいます。
その後は先輩社員によるOJT(現場指導)がありますが、
キャリア(経験則)から得られた社会人としての知恵を得ることは大切です。

アメリカのある社会学者は

「人から影響を受けるように努めれば、おのずと人に影響を与えるようになる」

と言っています。

また、別な人の言葉に「働く」とは「傍(はた)を楽(らく)にすること」とも。
しなりのある竹に節目があるように、皆さんも当社で様々な経験を積みながら、
地道に一節一節を作っていってください。

塚原企業グループ 代表