出社
通勤には車で約20分ぐらいかかります。朝一番の仕事は敷地内やショールームの掃除、お客様に納める車の洗車。その後は朝のミーティングで、お客様の来店予定などを手早く情報共有。自分が顧客として来店していた時から店舗の清潔感やスタッフの丁寧な対応に好感を持っていたので、これから来店されるお客様にも同じように感じていただけたらという思いで開店準備をしています。
開店
9時30分に店舗がオープン。点検などで、開店時からお客様がいらっしゃることが多いです。来店されたお客様の対応をしたり、アポイントが取れたお客様のもとを訪問したりする合間に、先輩スタッフからアドバイスを受けます。先輩方が皆さん優しいのでありがたいですね。前職の経験もあり、入社当初からお客様・ご家族への対応に苦労することはあまりないのですが、ヒアリングやご提案に関しては、もっともっとスキルアップしていきたいです。
商談
お客様にご希望やライフスタイルなどをうかがって、最適なお車をご提案します。私たち営業職の大きな仕事は、お客様がお車を購入するにあたっての不安を取り除いて差し上げることだと考えます。ですから例えばローンでご購入いただくとしたら、月々のお支払い金額はいくらになるのか、お車を変えることによってのメリットや、予想されるランニングコストなどを、具体的な数字に落とし込んでご説明するようにしています。
エンジニアと打ち合わせ
事前にお客様からヒアリングし、お車の預かり時間や作業内容をエンジニアに伝えてから作業に入ってもらいます。その後、実際にお車を見たエンジニアから、部品交換など、整備内容の追加を提案される場合もあります。そのような際には、私たち営業職がお客様にご提案内容やメリットなどを分かりやすくお伝えします。お客様とエンジニア双方の声を聞き、スムーズにコミュニケーションが取れるようにするのが営業職の役割の1つです。
事務処理
その日の業務が一通り済んだ後、18時ぐらいからパソコンに向かうことが多いです。ショールームに掲示するポスターやお客様にお渡しするチラシ、お車購入や自動車保険のお見積を作成します。同時に車検や点検のご予約電話・メールにも対応。最近はSNSのメッセージやスマートフォンのショートメールでご予約をお受けすることも増えてきていますね。
退社
退社前のミーティングで、その日1日の報告事項と翌日のための情報共有を行います。新車の生産状況を確認したり、販促ツールについてのアイデア出しなどもこの時に。19時頃に退社します。退社前の時間を使い、最新モデルの安全装備や機能を覚えるためにカタログを読み込んだり、試乗車を見て現物を確認したりといった自主勉強をすることもあります。
高校卒業後に就職して10年余り介護業界で働きましたが、30歳を目の前にして、本当にやりたいことは何か、将来どうなっていきたいかなど、あらためて自分自身を見つめ直しました。車が好き、人と話をするのも好き、家族がおりますので生活も大切…と考えた結果、自動車販売の営業職を志望しました。実は私自身がもともと当社の顧客で、スタッフの丁寧な対応に好感を持っていたので、ネッツトヨタみちのくに応募したという経緯があります。当時の店長には内緒でエントリーしました。大卒でも営業経験者でもない僕は正直、受かる望みは薄いと思っていたので、採用が決まった時は驚きと嬉しさが大きかったです。
「良くも悪くも自分次第」というところですね。お客様への提案活動等がしっかりとできない時も、逆にお客様のためになる提案ができている時も、行動の結果が数字に表れます。前職は日課に沿ってスケジュールをこなしていたのですが、今の業務では自分で段取りを組んで進めていくので、やりがいと責任感をより強く感じるようになりました。
営業職として結果を出し、ステップアップするのが目標です。営業職には当社独自のランク付けがあるので、そのランクを上げていくことですね。まだ社歴が浅いので、業務を要領よく進めるのが課題です。効率は上げつつも、1組1組のお客様と丁寧に向き合う時間は確保したい。お客様の現状やライフプランをおうかがいし、その都度、必要な情報をご提供していれば、おのずと結果がついてくるのかなと思います。
学生の頃はバスケ部に所属していて、今でも体を動かすのが好きです。休日は朝9時過ぎから筋トレのためジムに行き、帰りに洗車するのがルーティンですね。その後の楽しみはランチ。友人とラーメンを食べたり、休みが合えば妻とカフェに出かけたりします。毎週月曜日が店休日なので、前日の日曜日は仕事の後、妻や子どもたちと食事に行くことが多いです。
将来を考えるのはもちろん大切ですが、まずは学校生活を思い切り楽しんでください。現役学生のうちはあまり感じないかもしれないですけれども、学生でいられる時間、学びと遊びに打ち込んでいられる時間は貴重です。“今”を全力で味わってこそ、自分の得手不得手、長所・短所なども見えてくるのではないでしょうか。